BMW Motorrad S1000XR(2021)のシート高
なんと、3年ぶりのブログ更新から、わずか4日で更新です!さすが新車効果!
私のBMW S1000XR(2021年モデル)は、「プレミアムスタンダート」というグレードです。BMWに縁の無い方は、「なんのこっちゃ?」という感じだと思いますが、この「プレミアムスタンダード」というグレードは、簡単に言えば「サスペンション&シートの両方でローダウンした仕様」ということです。
S1000XRには、ローダウンしていない、足の長い人向けの仕様である「プレミアムライン」というグレードがあります(値段は「プレミアムスタンダードと同じ)が、「プレミアムライン」のシート高は840mmです。
ちなみに、前車のCRF1000Lアフリカツインのシート高は850mm(ローポジション時) 、前々車のMT-09 TRACERは845mm(ローポジション時)、さらに前のVersysy1000は845mm、もっと前のMultistrada1200Sは850mmと、「プレミアムライン」でも数値上はそんなに高い訳じゃないんですが、S1000XRの場合、シートに結構なボリュームがあるので、「プレミアムライン」が840mmと言っても、感覚的にはアフリカツインのハイポジション(870mm)くらいの印象で、身長174cmの私で、両足がつま先立ちの状態でした。
これだと、万が一の時にはさすがに辛い。。。ということで、シート高の低い「プレミアムスタンダード」にしたんですが、「プレミアムスタンダード」のシート高は790mm!両足かかとまでベッタリという訳にはいきませんが、それに近い足つき性で、かなり安心感の高いポジションとなります。
しかし!、「プレミアムスタンダード」に装備されている標準シート(=ローシート)は、跨っただけで内股が痛い!!という代物で、ストップ&ゴーが多い一般道では、あっという間にギブアップになりそうです。
これが、「プレミアムスタンダード」の標準ローシート。アンコ抜きのペラペラシートって感じで、跨ると内股にシートの角が当たって痛いんです。
確度を変えてみても、やっぱり薄いですよね~。
ということで、私のバイクには、「コンフォートシート」というオプションのシートが装着されています。
この「コンフォートシート」を装着すると、シート高が20mm高くなって810mmになるんですが、わずか20mmと馬鹿にすることなかれ。座ってみると、標準シートとは全く別物の座り心地で、全く内股が痛くありません。
まぁ、若干足つき性は悪化するものの、「プレミアムライン」に比べれば全然足つき性は良好です。
これが「コンフォートシート」ですが、明らかに着座位置のスポンジのボリュームが違いますよね。こちらのほうがたっぷりしていて、乗車した際にも内股に当たって痛いということがありません。
違う角度から見ても、シートのボリューム感はかなり違います。
先週、コンフォートシートで1泊2日700km超えの慣らしツーリングに行きましたが、道中で全くお尻が痛くなることはありませんでした。これまで私が乗り継いできた大型バイクで、ここまで座り心地の良いシートは初めてです。700kmも走れば、絶対途中でお尻が痛くなってモジモジするんですが、コンフォートシートは全く大丈夫でした。マジでスゴイ!
ただ、問題はその値段で、私の場合は何とサービスで無料で付けて頂いたのですが、普通に注文すると74,690円もします。良いのは分かっていても、この値段ではさすがに躊躇しちゃいますよね。
ただ、S1000XRでツーリングに行くと、1日の走行距離が自ずと延びそうなので、お尻が痛くならないというのは現実的にはかなりのアドバンテージになります。そういう意味では、高くても価値のあるオプションだと思いますね。
S1000XRについては、追々インプレもしていきたいと思っていますが、本日(8月8日)時点のオドメーターは754kmです。初回1,000lm点検までにはもう少し走らなければなりませんが、とにかく、非常に乗りやすくエモーショナルなバイクであることは間違いありません。
まだ納車から10日も経っていませんが、ほぼ自分で取り付けたり変更したりするパーツ等の作業は完了しましたので、取り付けたオプションパーツ等についても、機会があればご紹介したいと思います。
では、皆さん良いバイクライフを!!
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